仲間と禁煙レースを勝ち抜いた人

タバコ
◆仲間と禁煙レースを勝ち抜いた人

私の友人は数十年来のヘビースモーカーでした。
いつでもタバコを吸っているイメージがあるほどで、毎日数箱を消費していました。

そんな彼も、数年に何回か「禁煙を始めた」という時があります。
でも決まってほんの数日でその宣言は過去のものとなってしまいます。

やめたいんだけどね~とはいつも言ってはいたのですが、周りは誰も彼がタバコをやめるなんて思ってはいませんでした。

そんなある日、彼は会社の同僚とある賭けをしました。

禁煙状態を長く続けた方が勝ちという、いたってシンプルなものでした。
幸か不幸か、お互い仕事が忙しく、朝から晩までオフィスにいてお互いに監視し合える状態が1日の半分もあったため、なかなかズルをすることはできませんでした。

どちらも禁煙したいと言いつつもできていない状態が何十年も続いており、お互い相手が禁煙などできっこないと思っていたそうです。

しかし、彼はこのレースに勝ったばかりか、ついに禁煙成功と言えるところまできています。禁煙レースを始めてから半年が過ぎ、今やタバコを欲しいとは思わなくなったと言っています。

私は今回なぜ禁煙がうまくいったのかという理由に強い興味を覚え、質問してみました。

彼が自己分析をして導き出した答えは、「より強い欲望」でした。

賭けに勝つことによって得られるものと、喫煙したいという欲望。 勝ったのが前者で、結果禁煙ができたというのです。

私はその話を聞いて思わず笑ってしまいました。賭けによって得られるのは、レース相手の彼女の友達と食事に行けるというものだったからです。 彼は賭けに勝ち、その女性と仲良くなり、今は生涯の伴侶として幸せに暮らしています。

禁煙したい欲望より強いものを、禁煙することによって得られるというのも禁煙の一つの方法として有効であることを学びました。